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Canteカンテ <歌う>
フラメンコの大黒柱, フラメンコの唄をカンテといいます。
スペイン語でもフラメンコ以外の唄はカンシオンもしくはカントといい、カンテとはよびません。カンテという言葉はフラメンコの唄だけを指すのです。フラメンコの唄<カンテ>はフラメンコの柱です。
カンテなしにフラメンコは存在しません。が、反面、華やかな舞踊や音楽としてなじみやすいギターなどと違って、いちばんとっつきにくいかもしれません声はしゃがれ声だったりするし、演歌のようにこぶしをまわしたり、うなったり、、、。
フラメンコは美しく歌い上げたよりも、しゃがれ声のような、深みや味わいのある声をよしとする傾向すらあります。
演者の個性を大切にするからでしょう。。<カンテって歌詞がわからないから難しい。。。>そういう声もよく聞きます。スペイン語ができて、歌詞がわかればフラメンコの楽しみが増すというのも本当です。他の曲を聴く時、歌詞の意味が全部わかってなくとも、いい曲だな、と思ったりしませんか?唄にこめられた心が伝わってきませんか? フラメンコもそれと同じです。まずは聴いてみてください。 唄を聴いて何かを感じればそれでいいのです。いいなと思うカンテと出会ったらいろいろ聴いてみてください。
そうするうちにカンテが好きになるはずです。
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